我が家の主力PCはMac Pro (Early 2008)です。
2008年に購入してから丸5年が経過しましたが、ちまちまアップグレードしながら現役で頑張ってます。
やはりデスクトップ筐体は拡張性が素晴らしい!小金が貯まってはメモリを買いグラボを買い・・・といった感じでアップグレード出来るのはデスクトップの長所ですね。
しかし最近のMacは、Macbook ProはSSDどころかメモリの換装も不可。今度出る新型Mac Pro(通称ゴミ箱)もかなり内部拡張性に乏しい感じですよね。
で。当時は最先端のスペックを誇ったMac Proですが、5年の間にPCの性能も進化してきました。
実は学校では卒業研究用にMacBook Proを貸与してもらっているのですが、それと比較するとやはり若干もたつき感があります。というかMacBook Proが早すぎる気がするのですが・・っていうくらい早いです。
こうなると悪魔が囁き始め、欲しくなるMacBook Pro。
いやいやしかし5年前とはいえ当時のフラッグシップモデル。まだまだいけるでしょとも思わなくはない。
と、いうわけでとりあえず両者の性能を比較してみることにしました。
Mac Pro (Early 2008)
CPU : 2 x 2.8GHz Quad-Core Intel Xeon
Memory : 10GB 800 MHz DDR2 FB-DIMM
Storage : 4 x 1TB HDD (RAID 10)
Graphics : ATi Radeon HD 4870 512MB
OS : Mac OS X Lion 10.7.5
老いたとは言えども当時ではPCとしては破格の Intel Xeonプロセッサを2機搭載した8コアのぶっ飛んだマシン。当初2GBだったメモリも10GBに増設。グラボは純正のRadeon HD4870に換装。「まだまだ若い者には負けんよ!」とは本人の弁・・・ではなく持ち主(私)が勝手に言ってるだけ。
MacBook Pro (Retina, 15-inch, Eary 2013)
CPU : 2.3GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ
Memory : 8GB 1,600MHz DDR3Lオンボードメモリ
Storage : 256 GB SSD
Graphics : Intel Iris Pro Graphics (Intel HD Graphics 4000)
OS : Mac OS X Mountain Lion 10.8.3
研究用として各チームに配属されたマシン。ぶっちゃけオーバースペックのような気がしなくもない。おそらく2種類ある15inchモデルの安いほうを、CPUだけアップグレードしたモデルの様子。グラフィックがオンボードというのがちょっと気になるところ。
さて、比較に用いたのは Xbench 1.3。Thread Testは時間がかかるので除外しました。
で、結果。
トータルスコア
Mac Pro 187.69
Mac Book Pro 251.34
Mac Proの完敗でした・・・がっくしorz
CPU Testはまぁ健闘したと言えるでしょう。5年以上前にリリースされたモデルとしては、最新のi7によく食らいついてると思います。
Memory Testは大差がつきました。ダブルスコアどころかトリプルスコア。メモリの動作速度だけ見てもMac Proが800 MHzに対してMacBook Proは1600MHzで倍の速度。敵うわけ無いですねぇ。
Graphic Test、これはMac Proの勝利。もう何世代も前のHD 4870ではありますが、オンボードには負けませんでした。・・・とは言ってもMacBook ProのIris Pro Graphicsもかなりの性能ですね。そこそこのゲームも普通に動きそうです。
Disk Testに至っては比べものにならないレベルですね。やはりSSDは凄かった。グラフには載ってないですがランダムアクセス速度は段違い。
と、いうわけで時代の流れには勝てませんでした。
とはいえ、Mac Proも普通に動いているので、今すぐMacBook Proを買おう!とはなりませんが、やはり欲しい・・・
来年ボーナス出たら買っちゃおうかな・・・
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